先天性心疾患を持って生きる

先天性心疾患で生まれたベルーガの個人的人生記録

ついに病気が悪化した?

話は25才の春にさかのぼる。

大学を卒業して、働くようになっていた。

毎日忙しいながらも、充実した日々を送っていた。

しかし、そんなある日、僕は血を吐き始めた。

 

2~3日し、横になって寝ているのが苦しくなった。

何か新たな病原菌に感染したのだろうか?

恐ろしくなって、夜だというのに、救急車を呼んだ。

救急車で運ばれた近所のクリニックで、心不全だろうと言われた。

未知の感染症ではなくてホッとした反面、心不全という、それまで自分とは無縁だった心疾患にゾッとした。