先天性心疾患を持って生きる

先天性心疾患で生まれたベルーガの個人的人生記録

子ども達2

子ども達の中でよく遊んだのは、間質性肺炎の子と腎臓病の子だ。

間質性肺炎の子は同室で、車に詳しく、病室から地上の車を見ては、「あれは○○社の××という車だよ」と教えてくれた。

腎臓病の子は、部屋こそ別だったが、よく僕たちの部屋に遊びに来てくれた。ものすごくリズム感が良く、ベッドの前で音楽に合わせて踊ってくれたりした。

そう、2人とも寝たきりの僕と遊ぶために、ベッド際まで来て遊んでくれた。

「遊ぼうよ」と言われたけど、むしろ僕が遊んで貰った感じだった。