先天性心疾患を持って生きる

先天性心疾患で生まれたベルーガの個人的人生記録

子ども達

そんな入院中、僕の救いとなったのは、同室の子ども達だった。

僕の病名は先天性心疾患だったので、25才になっても小児病棟への入院だった。そして小児病棟だったので、入院中、同室になったのは子ども達であった。その子達も、心臓病ではなかったものの、一般的な病気ではない。みんな、25才の僕の目線で、一生治らないだろうと思われる病気を

持っていた。