2022-02-27 子ども達 そんな入院中、僕の救いとなったのは、同室の子ども達だった。 僕の病名は先天性心疾患だったので、25才になっても小児病棟への入院だった。そして小児病棟だったので、入院中、同室になったのは子ども達であった。その子達も、心臓病ではなかったものの、一般的な病気ではない。みんな、25才の僕の目線で、一生治らないだろうと思われる病気を 持っていた。