2021-10-08 男友達 入院中とはいえ、うちが裕福とは思っていなかった僕は、親にゾイドをねだったりはしなかった。 いや、安いのでいいから1個欲しいとねだった。 そして、1番安かったが、ゾイドのプラモデルを1個買ってもらった。 とても嬉しくて、付属の商品一覧表をいつまでも見ていたのを覚えている。 そんなある日、彼と一緒にお風呂に入ったことがあった。 入浴は子ども同士で OK だったのだ。 年齢制限はあっただろうが…。 その時、彼が、僕の背中を指さして、「手術の痕があるよ」と言った。